別人になりすまして復縁した話【Bくん⑩】

別人になりすまして復縁した話

Bくんとお別れした翌日。

 

あまり眠れず、リモートワークをフル活用できてよかった。
いつもより集中して仕事に打ち込む。

 

気を抜くと、ふと考えてしまう。
まだわたしにできること何かないか・・・?

いや、やめよう。
本人が求めてないんだから、押しつけだ。

いや、でも・・・

 

この繰り返し。

 

 

 

「今日ごはん行きませんか?」

仲良しの同僚が声をかけてきた。

 

にこ「ん~、今日は無理かなあ」

同僚「じゃあ来週の水曜はどうですか?」

 

にこ「行かない~また来年」

同僚「なんでですか!笑」

 

にこ「来年無理なら来世」

同僚「???」

 

 

同僚「なんかありました?」

 

にこ「いや~、昨日お別れしたんだよね。
だから人と楽しく食事する気分じゃなくて、ごめんね」

同僚「あ~、じゃあ次!次の人いきましょ!」
と明るく笑ってくれた。

 

 

次の人・・・

それもいいのかもしれない。

SOSを出せないBくん。察せないわたし。

どう考えても相性が悪いし、
あんなに充実していて元気だったのに、わたしが近づいたことで壊れちゃったしなあ。

 

 

 

気が済むまで好きでいてもいい。
でも、いつまでも鬱々していたくはない。
わたしの良いところは、行動力があるところ。

よし。

翌日、早速広告にでてきたアプリに登録する。

 

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?また別記事でレポします

 

 

半ばやけくそにもなっていたわたしは
別に誰でもいい!と週末に4件のデートを予約した。

 

バチェラーデートはデート前日に相手のプロフィールが見れる。
写真はないので、当日までどんな外見や印象かはわからない。

 

さて、どんな人が来るのかな・・・

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