別人になりすまして復縁した話【Bくん⑦】

別人になりすまして復縁した話

Bくん「ごめん。別れよう」

 

 

やっぱりね。

 

にこ「かなって思ってた。好きなひとできた?」

わたしのどこが好きなのかわからなかったもんな。

同時進行で他にも女性がいたのかな。

 

 

Bくん「いや、そういうわけじゃないんだけどね」

 

 

にこ「そうであってほしかったな~」

 

それなら、わたしにはどうしようもないし、諦めもつく。

ひどい人だって思える。

 

にこ「なにがあったの?理由をはっきり言ってよ」
にこ「嫌なところあったら、直すように努力するよ」
にこ「わたしのこと好きになれなかった?」

 

いや、どれもちがうな

どれも聞いてもしょうがないこと。

 

 

にこ「変な感じで終わりたくないから、教えてくれる?」

 

Bくん「ざっくり言うと、メンタル面。

彼女がほしいからアプリに登録してたけど、実際彼女ができたら気持ちが追いつかなかった。
人間関係とか、恋愛感情とか。
いつまでこんな状態かわからないし、
迷惑かけるから、言うなら早い方が良いと思って。」

 

 

そっか~

 

それは・・・

 

 

にこ「それなら聞き捨てならん。

近くまで行くから、ちょっとだけ会える?
だめなら電話してもいい?5分だけ!」

 

この時、電話を断られるだろうな~と思って
反射的に有名な心理学のテクニックが出ました。笑

 

①ドア・イン・ザ・フェイス・テクニック

人間心理を利用した交渉テクニックの1つ。

最初に少々無理だろうと思われる大きな要求をして、相手が断ってきたところで小さな要求に切り替える方法です。

「断る」ということをすると人は少なからず良心が咎めるものです。

そこに小さな要求を持ちかければ、相手が譲歩してくれたと感じて受け入れやすくなるのです。

・・・・・・・・・・

 

Bくん「電話だと助かる」

 

よっし!!

 

電話して、良い方向に会話を盛り上げることができたら
「実は近くにいるから、ちょっとだけ顔出さない?」って聞いてみよう。

 

フット・イン・ザ・ドア・テクニック

最初は簡単な要求をし、受け入れてもらえたら次には大きな要求をするというテクニックです。

人は自分の言動を一貫したものにしたいという心理があり、一度引き受けたら次も引き受けなければ!という気分になりやすいのです。

一度目のお願いのときにしっかり喜んで、誠心誠意お礼を言うことでより受け入れてもらいやすくなるでしょう。

フットインザドアテクニックという名称の由来は、英語の「put foot in the door」。 「ドアに足をかけたらこちらのもの」という意味です。

 

・・・・・・・・・・・

 

よっし!!!これでいこう!

さて、問題はBくんがどこにいるか・・・

にこ「今日は家でリモート?それとも出社してる?」

 

Bくん「20時以降ならいつでも大丈夫」

 

 

うん、「こいつ凸してくるな」
ってバレてそうwww

 

まー19時以降は、ってことはもう家にいるんでしょう!知らんけど。

とBくんの最寄り駅へGO!

 

 


嫌われる勇気 自己啓発の源流「アドラー」の教え [ 岸見一郎 ]

心理学、大変興味深い

 

まだまだつづく!!

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