別人になりすまして復縁した話【Bくん②】

別人になりすまして復縁した話

別人になりすまして元彼と連絡を取りだしてから1週間。

意外とメッセージが続いている。
レスポンス早いし、会話も弾む。

 

1回だけ丸一日連絡がなく、「女がいるな」と憶測?

 

朝4時(!)に連絡が入り
Bくん「遅くなってごめん、スケボーのトーナメントがあって打ち上げしてきた~」

にこ「おはようございます!トーナメントどうでしたか?」

 

(いや絶対女だろ)

 

数日後
Bくん「もし良かったら、飲みに行きませんか?」

 

おお、そうなるよね・・・!

 

 

好奇心が勝ち、約束をして会うことに。


ドキドキしながらお店の前に着くと、数年前と変わらないBくんの姿が。


にこ「はじめましてー!!にこです!ヒロさんですか?」

テンションで乗り切るう!

Bくん「はじめまして~」

 

 

 

うん、大丈夫、バレていなさそう。

 

わたしはヘアスタイルが30cmくらい短くなっていたし
転職や引っ越ししていたこともあり
完全に別人のふりをして食事は進む。

 

過去に仕事で病んで彼女と別れたことや、
メンタルがやられてどんな状態になったか、
今楽しく暮らしていること、
今なにに興味があってどんなタイプの女性が好きか・・・など
知ってる情報には初耳のふりをしながら、前みたいにBくんと呼ばないように気を付けながら

わたしにとっては答え合わせのような時間でした。

ちなみに本当にスケボーのトーナメントは開催されていて、話の流れで写真を見せてくれた。
疑ってごめんなさい。

 

帰りに駅まで送ってくれた。
この時点では好きって気持ちはなくて、ただ元気になってくれて嬉しいって気持ち。

 

にこ「ヒロさんが、どういう人なのかよくわからなかったなあ。誠実な人と、遊んでる人とどっちが本当なのかなあ。」

ぽろりと口に出してしまった。
今日会ったら本質がわかると思っていたから。


Bくん「遊んでるっていうのは、チャラチャラしてるって意味?なんでそう思ったの?」

(いや今さら言えるわけねえ)

にこ「んー、具体的にどうっていうか、なんとなく?」

 

Bくん「じゃあ俺は、初対面でそういう印象を持たれるってことか。それはショックだよ」


にこ「会った人っていうか、わたしが特殊だから。わたししか思わないと思います」

Bくん「うーん、抽象的だから直しようがないし、どこの部分でそうとられたのかわからないよ」


にこ「え、ちがうよ。ごめん・・・」

 

Bくん、悲しそう。傷つけてしまったかな。

 

 

 

 

にこ「・・・あの、じゃあ言いますけど

 

 

次回、にこちゃんの反撃?がはじまる!

 

to be continued!

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