別人になりすまして元彼と連絡を取りだしてから1週間。
意外とメッセージが続いている。
レスポンス早いし、会話も弾む。
1回だけ丸一日連絡がなく、「女がいるな」と憶測?
朝4時(!)に連絡が入り
Bくん「遅くなってごめん、スケボーのトーナメントがあって打ち上げしてきた~」
にこ「おはようございます!トーナメントどうでしたか?」
(いや絶対女だろ)
数日後
Bくん「もし良かったら、飲みに行きませんか?」
おお、そうなるよね・・・!
好奇心が勝ち、約束をして会うことに。
ドキドキしながらお店の前に着くと、数年前と変わらないBくんの姿が。
にこ「はじめましてー!!にこです!ヒロさんですか?」
テンションで乗り切るう!
Bくん「はじめまして~」
うん、大丈夫、バレていなさそう。
わたしはヘアスタイルが30cmくらい短くなっていたし
転職や引っ越ししていたこともあり
完全に別人のふりをして食事は進む。
過去に仕事で病んで彼女と別れたことや、
メンタルがやられてどんな状態になったか、
今楽しく暮らしていること、
今なにに興味があってどんなタイプの女性が好きか・・・など
知ってる情報には初耳のふりをしながら、前みたいにBくんと呼ばないように気を付けながら
わたしにとっては答え合わせのような時間でした。
ちなみに本当にスケボーのトーナメントは開催されていて、話の流れで写真を見せてくれた。
疑ってごめんなさい。
帰りに駅まで送ってくれた。
この時点では好きって気持ちはなくて、ただ元気になってくれて嬉しいって気持ち。
にこ「ヒロさんが、どういう人なのかよくわからなかったなあ。誠実な人と、遊んでる人とどっちが本当なのかなあ。」
ぽろりと口に出してしまった。
今日会ったら本質がわかると思っていたから。
Bくん「遊んでるっていうのは、チャラチャラしてるって意味?なんでそう思ったの?」
(いや今さら言えるわけねえ)
にこ「んー、具体的にどうっていうか、なんとなく?」
Bくん「じゃあ俺は、初対面でそういう印象を持たれるってことか。それはショックだよ」
にこ「会った人っていうか、わたしが特殊だから。わたししか思わないと思います」
Bくん「うーん、抽象的だから直しようがないし、どこの部分でそうとられたのかわからないよ」
にこ「え、ちがうよ。ごめん・・・」
Bくん、悲しそう。傷つけてしまったかな。
にこ「・・・あの、じゃあ言いますけど」
次回、にこちゃんの反撃?がはじまる!
to be continued!
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