塩顔ジェントルマン【Sさん④】

バチェラーデート

Sさんと3回目のデート!

 

遅くまで仕事しているらしく、毎日深夜2時くらいにLINEが入る。

忙しそうですね~と言うと、「いや、時間内に終わらせるのが仕事できる人だよね」と。

その通りだとは思うのですが、世の中、長時間働いてるのがすごい、ってなりがちなので

そう言えることに好感度が上がる?

 

あと、疲れているはずなのに毎日ちゃんと連絡をくれるマメさにも感動していた。

(深夜に帰宅して午前2時とかから筋トレもしてるらしい。尊敬超えてこわい)

 

今度は初めて休日の14時に待ち合わせ。

Sさんは、白いTシャツにデニムにスニーカー、カーキのワークジャケットを羽織っていた。

にこ「Sさん!こんにちは!私服初めて見た~」

Sさん「さすがに休日はね?笑」

ぴちぴちのTシャツにとんがりブーツとかじゃなくて安心した笑

 

まずはせんべろへGO!
わたしは飲めないので1杯だけ。お酒が飲めたら楽しみがひとつ増えるのにな、と思う。
現に目の前の彼は酔っぱらって上機嫌。
2軒目は海鮮居酒屋へ。対面の席でずっと手を握られる。

「白くて可愛い手だね~」

「きれいな長い指してるね」

「最強の手相だね」

とにかく褒めてくれる。
褒められ慣れていないわたしはとにかく流す。笑

(こういうとこが可愛くない、うん、わかってる)

 

だいぶ酔っぱらったので、店を出ることに。

路地裏を仲良く歩いていると彼が笑いながら

「なんか俺遊ばれそうな気がするな~」と。

 

にこ「え。笑 なんで?過去に遊ばれたことあるんですか?」

Sさん「あるよ~!」

にこ「わたしは遊ばないよ。自分の面倒見るので精いっぱいでそんな余裕ない。」

と話しながら、そんな思考になるってことは
元からそういう考えを持っている人なのかな、
生きてきた環境はちょっと違うのかも、と感じた。

 

にこ「どこに向かって歩いてます?」

Sさん「こっちが○○駅だよ~」

にこ「あ、送ってくれてたんですね」

Sさん「え!もう1軒一緒に行ってくれるの?」

昼から会っていて、まだ時間は早かった。

 

ということで3軒目は郷土料理屋さんへ。

4人席に通されて対面に座ったが、
にこ「隣に座れば?」とつい言ってしまう。

Sさんは隣に来てくれたが、そこからわたしにべったり。

 

Sさん「俺で遊ぼうとしてる?」

にこ「してませんよ」

Sさん「こっち向いて」

にこ「やだよ笑」

Sさん「なんで~?冷たい!仲よくしよ?」

 

酔うとめんどくさいタイプの人だった。

そして、気づいた頃にはわたしもつられて飲んで酔ってしまっていた。

 

 

Sさん「今日で会うの3回目?だね」

にこ「そうですね・・・」

Sさん「お話しできる?」

にこ「できない。」

 

?

 

ということで、解散!笑

なにか話したいことがあったのか、聞けないままチャンスを逃しました。

 

これだからお酒は苦手だ!

飲める人が羨ましい限りです。

 

バチェラーデート

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