本日はアポイント3本立てでした!忙し〜!
ひとつめは、わくわくさんと2回目!
あのデートの後結局断りきれず、イベントの現地視察に行くことに。
まあこれはデートではないですね。
ふたつめは、34歳の公務員の方。
官庁にお勤めで、まわりは東大卒のエリートだらけ。趣味は読書で、ニーチェとか哲学書からビジネス書を読みます~
と話していたので博識なんだな〜と思ったけど、メニューの「河内晩柑ジュース」(かわちばんかん)の漢字が読めなかった。
「かわ・・・ない・・??」
「たぶん、かわちばんかん、ですかね」
「かわちばんかんって読むんですね、これは何なんですか?」
本当に本読むのかな??
「先週会った女性には、お互い婚活頑張りましょう!と言われて、じゃあ今の時間はなんなんだろうと思いました笑」
それはデリカシーがないですね~。などと
婚活民だからできるあるある会話で盛り上がる。
自分で散髪したのかな?もしくは人生で初めてスタイリングした?という独特なヘアスタイルだなとは思っていたのですが
帰り際に彼の後ろから下りのエスカレーターに乗って気づいた。
前から見ると耳にかかるくらいの太く黒黒とした髪の毛なのに、後頭部が焼け野原?✨なのが気になって(ごめんなさい)
あとリュックがカラフルなLOUIS VUITTON!
スニーカーもLOUIS VUITTON!!
なのがなんとも雰囲気に合っていなくてアンバランスでした、、、
3つめのアポイントは、Yさん38歳、公務員。
この人がすごかった、、、!!
身長169cm、黒髪の短髪で清潔感がある。
髪型が、、、とか、肌が、、、とか、服装が、、、とか
特に気になる点はなにもない。
小顔でも大顔でもないし、ぱっちり二重でもキリッとした一重でもない。鼻が高くも低くもない。歯並びが悪いこともないが良くもない。
唯一気になったのは、
一人称が「あたし」だった。
「お仕事はどんなことされてるんですか?」
「あたしは出向で都内に来ていて、管理職なんです」
いや、気になるーーー!!!
話が頭に入って来ん!!笑
お仕事の話、お休みの過ごし方、趣味の話などして、一人旅の話題に。
彼はプロフィールをしっかり読んで話題にしてくれていた。
自己分析しているタイプで、婚活にとても真剣だった。
過去に結婚相談所に登録していたりお見合いもしたことがあるが自然消滅してしまい
今年中には彼女をつくって、出向が終わる予定の3年後に一緒に地元に帰ってくれる相手を探しているとのこと。
仲良くなってから「実は地元に帰るんだけど、、、」というのは相手にも失礼なので、最初に伝えたいと。
にこさんは、どういう人が好きですか?
にこさんの結婚観はどんなですか?
にこさんはいつまでに結婚したいですか?
彼は目を見開く癖があるようで、センテンスごとにカッ?!!と目をガン開きにするのが気になる。笑
結婚観を質問されて初めて自覚したのですが、わたしはっきり答えられなかった!
なんか、彼は【結婚】がしたい(世間的な安定がほしい)人で
わたしは精神的な安定がほしい人
なので、ゴールは一緒でも経路が違うのかな。
彼は好きになるタイプ(尊敬できる、憧れの人)と、一緒にいたい人(自分が気負わず自然体でいられる)が違うことで悩んでいて、
話を聞いていても、考えすぎでは?と思うくらい慎重だった。
わたしはその人が好きでずっと一緒にいたい、となるので好きな人=一緒にいたい人、なのだけど。
「焦ったりしませんか?」
「うーん、年齢的には焦ってます!でも焦っても焦らなくても結果は変わらないと思ってるので、焦る必要もないかなと。
焦って結果が良くなるなら、たくさん焦りますね笑」
「なるほど〜、たしかにそうですね」
「相手がいて見えてくる結婚観だと思ってるので、今あまり具体的にイメージできてないですね」
「相手を無視した時にどうなのか聞きたいです」
「相手を無視した時ですか、、、うーん、、、」
「、、、」
「、、、」
「えーと、質問はなんでしたっけ?なにに答えたらいいんでしたっけ笑」
「えー、なんだったかな、、、」
おい、大丈夫か、このふたり。笑
「えーと、相手が恋人である前提だと、譲れないものとかこだわりはあんまりないんですけど」
「はい」
「仕事が好きで楽しいので、仕事は続けたいと思ってます」
「それは、今の会社じゃないとだめですか?」
「はい。小さい会社なので都内にしか拠点はないんです。今の会社のブランドが好きで、わたしのやりたいこととマッチしているので。他の企業にはないやりがいがあって天職だと思ってます」
「なるほど、それが聞けたら十分です!」
彼は数年後に新潟に帰るので、ここで結婚相手候補からわたしは脱落したな。
「すごく素敵だと思います。じゃあ、話し合いが必要なのはお互いの仕事ってところですね」
え。
話し合いとは、、、?
「正直に話すと、職場にいいな、と思う女性がいるんですけど」
え。
「今の関係性を壊すのが嫌で、なにもできてないんですよね~」
は、はあ。
「あと、にこさんの前にアプリで知り合った女性もいいな、と思ったけど音信不通になってしまって」
おいおい、ちょっと待て。笑
赤裸々に話すな。
「にこさんみたいな人に初めて出会いました!考え方がしっかりしていて、頼りになるタイプで尊敬します」?!
「ははは、ありがとうございます(棒)」
「このアプリ、相手から評価されるじゃないですか?話が長い、自分の話が多いって書かれちゃって」?!!
わかってるならもう黙れ、、、
評価見たなら改善せよ。笑
「いや〜、ほんと今日は勉強になりました。そんな考え方があるんだなって、レベルアップしました」?!!
目を見開いて言うな!笑
「ロジカルで落ち着いててすごく憧れます!あたしも話しやすいし」?!!
うん、まずはあたしって言うのやめようか。
「友達になってほしいです!」
友達作りに来てないんだよね。
ありがとうございます、そう言って頂けて嬉しいです。ニコッ
とだけ伝えた。
こうして今日もまた、わたしのツッコミが磨かれていく。
ふたりとも同じメニューを注文していて、お会計が2250円だった。
「1000円でいいですよ!」
うん。
ほぼ割り勘ですよ。それはお会計3000円以上の時に使う言葉じゃないかなあ。
(しかし、わたしが多めに払うとしっかり受取った笑)
お店を出て、今日のお礼を伝え(と言ってもお店を調べたのも予約したのもわたしなのだが)、お手洗いに行きたいのでここで失礼します。と逃げるように言うと
お手洗いまでついてくる。
おいおいおい。
「あー、ここで大丈夫です。」
「あ、はい。あの、職場の気になる彼女になんて言ったらいいですかね」
知らーん!!!笑
「次会った時に食事に誘いましょう!それでは失礼します」
学生じゃないんだから。
自分で考えよう?笑
その後もメッセージが届いたのですが、
感想文やん。
新しい発見すな
「職場の女性とうまくいくよう祈ってます。
本日はありがとうございました。」
と返して終わりました。
誠実な人だと思った。素直なのは良いこと。
だけど、、、相手は選んで話そうね?
間違えても初対面の婚活相手に恋愛相談するなよな。
完
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