デート祭りわっしょい④パブロフのKさん

バチェラーデート

デートウィーク4人目のお相手は
Kさん、上場企業にお勤めの37歳。

小柄でチワワのようなぱっちり目に、若者っぽい服装。
なのに疲れた顔立ちがなんともアンバランス。

そしてとにかく声が小さい。

Kさん「・・・(ぼそぼそ・・・)

にこ「はい?」

Kさん「・・・今日は暑いですね・・・

にこ「あ、はい!暑いですねー!」

 

・・・・・・。

 

Kさん「・・・(ぼそぼそ・・・)

にこ「え?なんですか?」

Kさん「・・・(ぼそぼそ・・・)

にこ「すみません、もう1回お願いします」

Kさん「・・・このコーヒー美味しいですね・・・

にこ「あー!はい!そうですねー!」

 

・・・・・・。

 

最初は失礼のないように何度も聞き返していたが、どうやら聞いても聞こえなくても会話には支障がなかった。笑

それよりも気になったのが、

わたしがアイスコーヒーを飲むタイミングと合わせるように、
わたしがグラスを持つとピタリと同じタイミングで飲む。

最初はトークが途切れるタイミングだからかな?と思ったけど、100%合わせてくる。笑
ためしにKさんが話してる最中にグラスを持ってみたら、やはり話を止めて飲む。

なんこれ。笑

 

後半は、いつ飲んだらタイミングをずらせるのか!
思わぬタイミングを狙え選手権!!を開催しちゃってた・・・

ごめんなさい。←

悪いとこ出たわ。

聞こえない、会話広がらない、興味をもつ世界がちがいすぎて?Kさんの興味が探れなすぎて?
ひとり遊びして楽しんでごめん。

飲むタイミング合わせてくるのに、Kさんの飲み物だけはなぜか全然減らず、空のグラスを弄ぶわたし。

(空のグラスでもタイミング合わせるのかな・・・?)

グラスを触ってみる。

 

Kさん「・・・(アイスコーヒー)ゴク。

 

の、飲んだーーーーーー!!!笑

 

なんで!?

もしかしてKさんもなにか別のミッションでもあるのか?
パブロフの犬かな??笑

 

 

ということで、早く解散したいわたしは何度も空のグラスを触り、Kさんは何度も同時にアイスコーヒーを飲み、良きタイミングで解散となりました。

 

非常に興味深い。

 

おわり

バチェラーデート

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